ユニオンSGは、ベルギーリーグで近年急成長を遂げているクラブの1つであり、町田もその成長の一翼を担っている。リーグ戦や欧州カップ戦での経験を積む中で、町田のプレースタイルはさらに成熟。クラブの躍進に大きく貢献し、イングランドをはじめ欧州各国から注目を集めている。
9位:林大地(シント=トロイデン)
在籍年:2021-2023
通算出場試合数:56(4,622分)
FW林大地(現ガンバ大阪)は、パワフルなプレースタイルとゴールへの嗅覚を武器にする選手だ。大阪府出身の林は、2019年にサガン鳥栖へ加入。2021年、東京オリンピック(五輪)での活躍を経て、2021/22シーズンからシント=トロイデン(STVV)へ完全移籍で加入した。
STVVでは持ち前の積極性を活かし、2シーズンリーグ通算で14ゴール4アシストというまずまず数字で、チームの攻撃陣の一角を担った林。粘り強さに加えベルギーのプレースピードにも適応し、持ち前の泥臭い献身的なプレーでチームの信頼を獲得していた。
その活躍が認められ、2023年にはドイツ2部のニュルンベルク(2023-2024)へ期限付き移籍。しかし、ステップアップかと思われたドイツの地では、怪我の影響もあり思ったような活躍ができず、完全移籍には至らなかった。2024年にJ1のガンバ大阪へ完全移籍し、日本に活躍の場を移した。
8位:三好康児(ロイヤル・アントワープ)
在籍年:2019-2023
通算出場試合数:63(4,862分)
MF三好康児(現VfLボーフム)は、2019年にJ1の横浜F・マリノスからベルギーの古豪ロイヤル・アントワープに期限付き移籍し、2020年には完全移籍へと切り替わった。攻撃的ミッドフィールダーとしての卓越したテクニックと視野の広さを武器に、加入当初からリーグ戦やカップ戦で出場機会を得ると、持ち味のドリブルと決定的なラストパスでチャンスを創出し、評価を高めていった。