ー大学サッカーの4年間でどのような技術を身に付けたいですか?

高路地:そうですね。GKの指導実績がある監督さんですし、(監督以外にも)複数のGKスタッフが在籍しているのでGKの育成に特化しているなと感じました。大学ではウィークポイントであるフィジカル面や基礎的な技術を磨いていきたいです。また、ストロングポイントであるシュートストップをさらに伸ばす4年間にしたいと思っています。


インタビュー中の高路地琉葦 写真:Yusuke Sueyoshi

将来の目標と理想の選手像

ー今後Jリーグの中で、オファーがあればプレーしたいクラブはありますか?

高路地:そうですね、逆指名できるくらい実力のある選手にはなりたいんですけど(笑)。Jリーグだけでも60チームあって、オファーいただけるチャンスがあればどのチームでも全力を尽くしたいという思いです。その中でも強いて挙げるなら、1つはジュビロ磐田です。理由としては母が大好きな川口能活さん(2018年引退)が元々在籍されていたチームで、今はジュビロのGKコーチを務めているので行ってみたいなという気持ちはありますね。もう1チームは自分のサッカー人生の基盤を築いた地域の北海道コンサドーレ札幌でプレーしてみたいなと。強いて挙げるならこの2チームです。

ー将来はどんな選手になりたいですか?

高路地:将来の夢はもちろんプロサッカー選手ですが、「ファンに愛される選手」になりたいですね。ただサッカーが上手ければ良いというわけではなく、ひとりひとりに愛される選手になるのが目標です。

ー目標達成には何が必要だと思いますか?

高路地:もちろん全体的にレベルアップしないといけないんですが、特に大事だと思うのがアジリティ(機敏性)や身体づくりの部分ですね。最近は栄養や食べる量、摂り入れるタイミングを意識して食事を見直しています。母が准看護師をしているので、食事に関しては様々なアドバイスで身体づくりを支援してくれています。プレー面ではこれからの大学4年間で基礎的な技術練習を反復し、自分自身が納得できるプレーを意識したいと考えています。