この部分では「第三者ファクトチェックプログラム」を直接触れていないのが分かります。他の文章も同様です。

単なる「間違いの結果」としての検閲状況、という言及であり、「チェック主体の政治的偏向による結果」という要素が抜き取られた書きぶりに振り替えられています。しかも、「コンテンツモデレーション」の問題として書かれています。

Metaの元文は以下です。

More Speech and Fewer Mistakes | Meta

That’s not the way things played out, especially in the United States. Experts, like everyone else, have their own biases and perspectives. This showed up in the choices some made about what to fact check and how. Over time we ended up with too much content being fact checked that people would understand to be legitimate political speech and debate. Our system then attached real consequences in the form of intrusive labels and reduced distribution. A program intended to inform too often became a tool to censor.

特にアメリカでは、そのような展開にはなりませんでした。専門家も他の人と同じように、それぞれのバイアスや観点を持っています。それが、何をどのようにファクトチェックするかという選択に現れました。そうしているうちに、人々が正当な政治的言論や討論だと理解するような内容が、ファクトチェックされすぎてしまいました。そして私たちのシステムは、押しつけがましいラベル貼りや表示数の減少という形で、現実の結果を突きつけてきました。情報を提供することを目的としたプログラムが、検閲の道具になることがあまりにも多くなってしまいました。