Meta Ditches Fact-Checking Program, Wants You to Pitch In With Community Notes – CNET Samantha Kelly Jan. 7, 2025 9:26 a.m. PT
英語の元記事はこちら。(魚拓)
Meta faces ongoing criticism for its handling of misinformation; allegations of political bias; and criticism regarding the broader societal impact of its platforms.
Metaは誤情報の取り扱い、政治的偏向の疑惑、Meta社プラットフォームのより広範な社会的影響に関する批判に継続的に直面している。
「Meta社は政治的偏向の疑惑という批判に直面」と、【ファクトチェック団体の政治的偏向】とは書かずにぼかしていますが、日本向け記事ではそれすら存在してません。
Kaplan said that the fact-checking program, launched in 2016 to combat misinformation, evolved into a tool that sometimes stifled legitimate political debate.
カプラン氏は、誤情報に対抗するために2016年に開始されたファクトチェックプログラムは、時に正当な政治討論を抑圧する道具と化したと述べた。
別の個所では【ファクトチェックプログラム】の問題を述べています。
ここでも「仕組みの問題」という書きぶりであり、「ファクトチェッカーという主体の問題」と明示されていないという点でMetaの発表を丸めているとは言えますが、重要な要素に触れてはいると言えます。
対して、日本語記事は以下です。
最初のDonald Trump政権時代を含め、Metaはおよそ10年前から、社会や政治の要求に対応して複雑なコンテンツモデレーションの仕組みを導入してきた。Zuckerberg氏は動画の中で、この仕組みが常に期待通りに機能したわけではないと述べた。「複雑な仕組みにおける問題は、間違いを犯すことだ。たとえ投稿の1%を誤って非表示にしたとしても、それは膨大な数の人々のものだ。間違いが多すぎ、検閲が多すぎるという状況に達している」(同氏)