認知シャッフル睡眠法の実践方法

 認知シャッフル睡眠法は、認知行動療法(CBT)の一種であり、不安やストレスで乱れた思考を中断することを目的としている。この方法を考案したのは、認知科学の博士号を持つリュック・P・ボードワン氏で、言葉やイメージに集中することで心をリラックスさせるという理論だ。

 パシャさんは動画の中で、この方法を次のように説明している。

「まず、1つの単語を選びます。その単語の最初の文字を使って、できるだけ多くの関連する単語を考えるのです」。たとえば、「パンプキン(かぼちゃ)」という単語を選んだ場合、「P」で始まる単語を挙げていく。そして関連する単語が尽きたら、次の文字「U」に進むという具合だ。

「私は、選んだ単語の文字を全部終える前に眠ってしまいます」とパシャさんは語る。「思考がランダムであるため、夜中に頭を悩ませるような考えに囚われることがなくなるのです」。