「ちょっとした事も許せん!」と思う人がこれだけいることが、結局あちこちで役所が賄賂を要求したりしない清潔さが保たれている結果に繋がってる面はあると思うので、それはもう「日本はそういう国」なことを前提とした上で、どうやって大域的なみんなのための合理性を合意していけばいいのかを考える必要があるってことですね。
それはどうしたらできるんでしょうか?
5. 「中国の短所」を超える道を日本は進めるはず中国のこういう「ガチ汚職国家」的な話は、どんな経済課題も「国」がなんとかしちゃう、そうしないといけなくなる・・・という課題はあるわけですよね。
中国経済がいかに「国が何でもかんでも解決する無茶苦茶な剛腕っぷり」でできているのか・・・という本を紹介したらめっちゃバズって数百冊ぐらいこのリンクから買ってもらったことがあるんですが・・・(以下リンクをクリックすると解説文がもう少し長めに続きます)
中国じゃ誰も住まないゴーストタウンを大量建設しては爆破とかまでしててあんな経済がなぜ破綻しないのか?と過去10年世界中の謎だった訳だが、海外経済誌のエコノミストがまとめたこの本は凄い明快かつ網羅的な名著だった。一言で言えば『想像以上にメチャクチャな経済』と『想像以上に剛腕な当局』の… pic.twitter.com/uL5QcZld4o
— 倉本圭造@新刊発売中です! (@keizokuramoto) February 16, 2024
上記の本の紹介文から以下引用↓
笑っちゃったのが、欧米で「サプライサイド経済改革」っていうと市場のチカラで選別して次に伸ばすべき分野に自然とお金が集まり成長するメカニズムの事を意味するわけだけど、中国におけるサプライサイド改革というのは、国が「お前の会社は無駄だから潰せ」って言って潰しまくり、そこで生まれた失業者を今度はあふれるほどの公共事業をやって吸収しちゃうことらしい(笑) そんな「お手盛り」をやってたらどんどん「国が全部コントロール」しないとすぐ破綻しちゃう依存症みたいになっていくはずですが、まさにそういう感じだから恐ろしい。 よく言われているような、