「今はボスの習近平がバカだから、せっかく育った経済を壊しちゃうような強権発動しちゃってるんで、彼をやめさせさえすればまた自由な経済が戻ってきてすぐに良くなるんでは?」
…というのは”甘すぎる期待”なのではないかという感じがしたのがこの本を読んだ最大の学びかもしれません。
なぜなら、中国経済の過去の流れの中に「国の強権がないと成り立たないような無理」が内包されすぎていて、ただただ経済を回しているだけで、今日より明日、明日より明後日に向けてもっと「国の権力を強化しないと破綻しちゃう」みたいな恐ろしい”不可避的な構造”がある感じなんですよね。
こういうの↑に対して、日本は今後「国の力でなんでもやる」はできない状況にどんどん追い込まれていくので、逆に「適切な市場主義」で伸ばすところを伸ばし徐々に撤退するべきところを撤退していく自然な「上善如水」的な経済に転換していけるだろうという可能性はありますね。
それは以下の記事で書いたとおりです。
また「政治面」においても、
しばらく石破が続くかも?と思う理由(安倍は遠くなりにけり)|倉本圭造
石破内閣の支持率急落 1カ月前の46%から34%に 朝日世論調査:朝日新聞デジタル
衆院選の結果を受けて、朝日新聞社は11月2、3日に全国世論調査(電話)をした。石破茂内閣の支持率は34%と、1カ月前の組
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所信表明演説直後から既にすごい地を這う支持率にいきなりな...