あれだけ「裏金議員!」って大騒ぎしてたけど、受取り自体は合法のお金の不記載でしかなく、しかもその不記載分が議員によっては数十万円ってこともあるのに「裏金!」の大合唱で落選しちゃった議員とかはちょっと気の毒に思うところもありました。

中国なんかは「首相の妻でしかない張おばさんの、さらにその愛人の男」が口利きをするための賄賂が一件数億円の相場とか、有力者に媚を売るためにその息子にプレゼントとして送るスーパーカーが一億円とかそういうレベルなので・・・(しかもそういう有力者の子どもが交通事故起こしたら親の名前出して威張って不問にさせようとする国w)

日本じゃあ例えば国全体を揺るがす話題だった「モリカケ」の「モリ」の方も、諸説ある中で「最も邪悪なケース」を想定してもこの「中国の首相の妻の、さらにその愛人の男」が”日常的にしょっちゅう受け取ってる賄賂一件分”ぐらいでしかない。

さらに言えば、この上で日本ではさらに政治資金の規制をもっともっと厳しくしないと!!!って今国会で議論されてるわけで(笑)、「中国のマネ」とかはもう絶対できない感じではありますね。

それについてどう考えていけばいいのか?というのは本当に悩ましい問題ですが・・・

日本では(社会を一方向に動かすのに必要な大きな合意を取りつける効果を持っていた存在ではあった)「巨悪」がどんどんいなくなった結果として、「小悪」はあちこちにあり、それはただフラグメント化されたそれぞれの持場の「食い扶持」を守るためだけの利権を主張することで全体的なシナジーが壊滅的になっている、みたいな問題はありそう。

しかしとはいえ、日本はそこで「もう一度汚職を許容できる国にしていきましょう」みたいな方向でやっていける国の状況では全然ないですよね。

いわゆる”モリカケ”の「カケ」の方も、日本における獣医学行政の上でまあまあ合理性があった案だという意見の人もかなりいる状況ですが、それでもアレだけ揉めたりするのが日本なんで・・・