■奇妙な白い部屋に連れ込まれた男児が見たものとは
UFO研究家のアルバート・S・ロザレス氏によると1960年7月4日にカナダ・ケベック州の西アビティビで、7歳の男児が鳥類型ヒューマノイドにアブダクションされた記録が残っているということだ。
男児は家族との昼食中に突然、頭の中に声が聞こえてその“指令”通りに納屋へ向かったのだが、その途中で低い空に浮かんでいる赤く輝く球体を目撃し、その次の瞬間に気を失った。
目が覚めた彼は自分がプリズムのような壁に囲まれた部屋にいることを理解したが、白い台の上で仰向けに寝たまま身体が麻痺していて動かすことができなかった。それでも周囲の様子を知ろうと必死に見回すと、部屋の中には鳥類型ヒューマノイドの姿が見えたのだった。
その身長は150センチほどで、頭が鳥の頭に似ていて鷲のようなクチバシを持っており、長い腕には3本の爪があった。大きな黄色い目で彼をじっと見つめていたが、しばらくすると別の一体がやってきたということだ。
身体を動かすことができないまま再び目の前が真っ暗になり、目覚めると男児は納屋の近くの草むらに倒れていたのだった。