「ルーカスはあまり才能ないね、俺なら宇宙戦艦もロボットも光剣も使わないで、同じお話をもっと優雅にやってみせる」と弁舌ではなく実作でハリウッドに名刺配り…それが「カリ城」であった。

今年(2024年)12月はその公開45周年にあたる。

本記事の分析は、ほんのさわりだ。無名で野心に燃えていた、当時のハヤオ・ミヤザキの心意気を、せっかくの年末年始、こんな風に「スター・ウォーズ」と見比べながら過ごしてみるのも、悪くないかもしれない。