■トラヴィス・ベイダー

 2010年7月、ライルとマリーのマッカン老夫婦が行方不明に。彼らはガソリンスタンドで燃料を補給する所を目撃されて以降、姿をくらませた。彼らの娘から行方不明届けが提出されたため、警察は事件として捜査を開始。当時38歳のトラッキー・ベイダーが、マッカン夫婦と同じ車を運転していたことを突き止めた。

 また携帯電話の記録から、老夫婦とトラッキーの妻が通話していたことが判明する。どうやらトラッキーの妻は、マッカン夫婦に金の無心をしていたようだ。2011年に裁判官は夫婦を正式に故人と認定し、トラッキーを強盗殺人の罪で逮捕。その後2012年にトラッキーは殺人罪で有罪判決に。彼はすぐさま上告したが、2016年に有罪判決が確定し、終身刑に服している。マッカン夫婦の子どもたちはトラッキーの有罪判決が確定した後、両親の遺体の所在を明らかにするよう嘆願書で申請。しかしその嘆願書は今に至るまで未回答のままであり、殺害も否認し続けている。

文=山下史郎

提供元・TOCANA

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