■レックス・ニスベット
(画像=画像は、「Statesman」より,『TOCANA』より 引用)
アメリカ・テキサス州に住んでいたレックスとヴィッキーは、高校から交際を始めて結婚した。彼らニスベット夫妻は、3人の子宝に恵まれたのだが1991年に離婚。ヴィッキーが子どもを引き取り、元夫婦はそれぞれ違う場所で新たな生活を始めた。
クリスマスが近づくと、レックスは彼女へ「子どもたちと一緒に休暇を過ごしたい」と相談。ヴィッキーは子どもに会うことを許可したが、クリスマスパーティーに彼女が姿を現すことはなかった…。レックスは警察に連絡し、捜索願を提出することに。しかし警察は、隣人による「彼女が行方不明になった日に元夫婦が口論していた」という証言を入手。ヴィッキーが行方をくらませてから1カ月後、レックスは逮捕された。長い裁判の結果、2014年にレックスは有罪となり42年の判決が言い渡されている。ヴィッキーの遺体は見つかっていないが、レックスは“二重危険法（日本で言う一事不再理）”のため再び実体審理することができない。
