国民民主党が数年前ぐらいにめっちゃポピュリズムに振ってた時期の印象で「信頼できない」って思ってる人は多いと思うんですよね(僕もその時期はなんかヤバい感じになってきたなと思ってた)。それが、pivotの最新動画では「ポピュリズムを脱ぎ捨てた玉木」が見れて感動したという話を聞いてください… pic.twitter.com/mfLkjigvQP

— 倉本圭造@新刊発売中です! (@keizokuramoto) November 3, 2024

で、今は「どーすんねんこれ」状態ですけど、これが今後なんだかんだスムーズに政策決定が行われ、たとえば色々と地方税は…とか高所得者層は…とか条件つけられるにしても「103万円の壁」の撤廃などが実現したりすると、急激に「これが日本政治の新しいモード」という感触は芽生えてくると思います。

立民の方も競争意識を燃やして、今までの「裏金追求一本槍」みたいな感じではなくて、「次はこの改革!」「次はこの改革!」って感じで具体的な案がどんどん出されて、それが自民党のクローズドな密室でなくオープンな議論の中で決まっていく流れが実現していけば・・・・

それをうまく差配できれば石破氏の支持率もまあ上がるかもですし、少なくともそういう「新しい政治のモード」が確立しはじめた後であれば、石破氏を変えるにしても後任も手を上げやすくなるでしょう。

選挙終わってからほんと「わけわからん」状況が続いているので、「わけがわかる」形にさっさと戻したいと思ってる人は結構いると思うんですが、なかなかそれを許してもらえないような状況は続きそうだと私は思います。

でもその「わけわからん」状態を許容できるようになればなるほど、日本はクローズドにどこか一部の人だけが握り込んで何かを動かす社会から、本当の意味で「衆知」を集めて適宜柔軟に変わっていける社会へと転換できるようになるわけですね。

わかりやすい正解に飛びつかずに、とにかく「混乱の先の新しい着地」を目指すしかないという覚悟を決めて進んでいきましょう。