要点まとめ
石破政権の低支持率や安倍時代の終焉を背景に、日本の政治は中庸寄りに移行する兆しを見せています。従来の右派・左派の対立構造が希薄化し、現実的な政策を求める流れが加速。石破氏は課題が多い一方で、長期的な政治的舵取りにおいて一定の役割を果たす可能性が示唆されています。また、日米関係を含む多極化時代への備えが求められる今、政治勢力には柔軟な対応力が求められる時代になっています。
所信表明演説直後から既にすごい地を這う支持率にいきなりなってしまっている石破政権なんですが、このままで来年の参院選は戦えない!からいずれ誰かに変わるだろう…と「政治の事に詳しい」人はかなり共通して言ってるような印象なんですが、なんだかんだこのまま結構長期化するのではないか?と個人的に最近感じているという話をします。
「石破氏個人」の理由で辞めさせられるとしても、また「安倍レジーム」型にある程度右寄りな位置にクローズドに権限を握りしめるような政権を成立させられる状況になるとはとても思えない。
つまり、「石破氏はどうあれ、もっと中庸寄りの路線に日本の政治が集まってくる情勢」なのは間違いないように感じています。
どういうことでしょうか?
1. 安倍時代は遠くになりにけり「安倍時代」を象徴するような面白い本を最近読みまして、それは僕のこの本を編集してくれたフリー編集者の梶原麻衣子さんが、出身の「ガチ右翼雑誌」時代の体験を書いた内幕本なんですが…
この本を読んでると、「もう安倍時代みたいな事は日本では二度と実現しないだろうな」と思うことがたくさんあったんですよね。状況が違いすぎる。