落選した候補者は、次回の選挙で公認されるか否か、友党から推薦されるかどうか、選挙区の鞍替えや国政・都道府県・市区町村の長や議員の選挙への転身となるのかなど、得票数や対立候補とどれほど競ったのかが考慮されることになります。
芸能界や本来の事業に戻るにしても惨敗と惜敗ではTV番組等に「お呼ばれ」する可能性は変わるでしょう。
投票の効果は単発の選挙の結果にだけ寄与するわけではない。
野党議員が居る事の意義と「野党第一党」の立場、政策協定や手続落選しなくとも、中には「この候補者が当選しても与党じゃないから投票しても意味が無い」などと考える人が居るかもしれません。
しかし、その候補者が「野党第一党=最大野党」になるか否かは、我々一般人にとって思いのほか大きな意味を持ちます。
一例ですが、衆参議院の副議長は時の最大野党が担う慣例となっています。衆参の副議長は皇室会議の構成員になるなど、国家において重要な役割を担う場面があります。
令和6年5月23日 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議
衆議院議員(玉木雄一郎君)
これ最終的にまとめていく上では、与党第一党の自民党さんと野党第一党の立憲民主党さんの意見がやっぱり一致することが私は重要だと思います。もちろん我々も違憲を申し上げますけれども、根本のところにおいて野党第一党と与党第一党が違憲が違っていたのでは結論が出ないと思いますので、まずはそれぞれの与党第一党、野党第一党の代表者でおおむね意見の一致を見ていただくことが私は全体をまとめていく上では不可欠だと思っておりますので
令和6年6月14日 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する各政党・各会派からの意見聴取(日本維新の会)