■米海軍が技術資料を入手、HAARPの基礎に
テスラの死後、技術資料のいくつかは米軍にもたらされ、電力の無損失送電だけでなく、電離層に電波を照射して温め、好きな地理的位置で再び地上に放射させるHAARP4.5システムが完成した。陰謀論においてこれは天候まで操作できるというが、理論的には可能とされる。
また、米軍は複数のテスラコイルや極超短波発生装置、垂直磁場発生装置、パルス磁場発生装置などを干渉させて戦艦の周囲に存在する磁場を相殺することで磁気機雷から守る実験(フィラデルフィア計画)を行ったが、フォン・ノイマン博士の指示の下、戦艦エルドリッジ号が強い磁場に覆われて消磁するどころかレーダーからも消え、さらには視界からも消えてしまうという事件が起きた。この時の資料はロシア軍にも流出し、スカラービーム発生装置や電磁バリア発生装置などに転用されたという。ただし、彼の発明品や設計図が米軍やロシア軍に提供されたという公式記録はなく、複製後に母国に返還され、2003年にはユネスコ記憶遺産に登録されている。