日本は為替レート換算値でも購買力平価換算値でも、大きく国際的な順位を低下させています。

購買力平価換算値は、数量的な経済水準を比較する指標となりますが、新興国は為替レート換算値よりも割増しされて評価される傾向になります。

新興国の経済水準が上昇する一方で、日本も含めて主要先進国の国際的な立ち位置が低下している事が良くわかる結果ではないでしょうか。

また、普段ご紹介しているOECD以外の国では、中東諸国やシンガポール、香港、台湾などの水準が高いようです。

次回からは、世界各国の1人あたりGDPについて、地域ごとに詳細にご紹介していきたいと思います。

皆さんはどのように考えますか?

編集部より:この記事は株式会社小川製作所 小川製作所ブログ 2024年10月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「小川製作所ブログ:日本の経済統計と転換点」をご覧ください。