…みたいな事を言っていて、「こういう配慮を積み重ねよう」としている人たちについて、「単なる弱者切り捨てのネオリベ野郎だろう」という評価はちょっと間違ってるんじゃないかと思います。

で、「現時点で言ってる事」にはかなり無理矢理な事が含まれてると思うけど、でも彼らなら、実際に着地点を模索する段階になるとあと一歩デリケートな部分に配慮して政治を動かしてくれるんじゃないか?という期待は一応ありますね。

自民党だけでやってると、どうしても「利権的な構造があって変えられない部分」というのが残るので、国民か維新がそこにキャスティング・ボートを握ることで、「適切な効率化」を行ってくれるのを期待したい。

それによって、僕ら氷河期世代が老人になった時に、破滅的な改悪が待っている…みたいな状況にならないようにしてくれたらと思っています。せめて高額医療費制度は残して、アメリカみたいに貧富の差で受けられる医療があまりに違うみたいな分断は起きないようにしてほしい。

…という期待も込めて、たまたま今回うちの小選挙区に国民民主党の候補がいたこともあって、僕は期日前で比例も両方国民に入れてきました。

さいごに

「国民民主党に期待する氷河期世代」っていうのは、別に「弱者切り捨て」をしたいのではなくて、「単にツケを別のところにツケ回すだけの綺麗事」にはウンザリしていて、イデオロギーじゃない現実的な制度改革を求めているのだ…ということがご理解いただければと思います。

ってこういうことをわかってる立民の議員も自民の議員も沢山いると思っているんですが、「20世紀型イデオロギー論争」に巻き込まれて現実的な話ができなくなっちゃってる状況について、「キャスティング・ボートのクサビ」を打ち込んだ維新か国民が影響力を発揮していってくれたらと思っています。

音喜多さんは僕とほぼ同世代でガチの就職氷河期ですが、玉木さんも一応「就職氷河期の最初の年」ぐらいの世代みたいなんですね。