水幕を破るマイクロサイプとブロックのへりをノコギリ歯状(ソー)にすることで氷や雪を噛む作りになっています。
マルチディレクショナルグルーブを採用したことで力強いグリップ力を発揮。
実際、雪道を走る時でもしっかり雪を掴みトラクション性能が高いことがわかります。
クルマ
2024/10/23
長距離試乗1200km超え!プロカメラマンの愛車 初代レヴォーグで体感した圧雪路・氷上におけるネクセンタイヤ「WINGUARD ice2」の実力
ワインディングで山の影の部分に凍っている路面が急に現れるということはよくあることです。
その時もタイヤから『凍っている』というインフォメーションを受け取ることができます。
そのインフォメーションにあわせてステアリング操作を行えば、ヒヤッとすることもなく平然と走り抜けられます。
長年クルマに乗っていると、さまざまなメーカーのスタッドレスタイヤを装着したことがありますが、このウィンガード アイス2のグリップ力やコーナリングでの安定性は遜色ありません。
柔らかさにこだわった製品やサイプを多く刻んだ製品もありますが、それらは全体的にタイヤが柔らかい印象になり、腰砕け感を誘ってしまうこともありますが、ウィンガード アイス2はケース剛性や3Dサイプの性能の高さにより安定感が損なわれていません。
日本のタイヤメーカーに比べて輸入スタッドレスタイヤは日本の雪道には弱いという印象を持っているかたもいるかもしれませんが、不安を感じさせない性能があります。
WINGUARD ice2の実力④ 雪上占有コースのブレーキングテスト・定常円旋回では安定した操作性
今回は福島県 裏磐梯のグランデコスキー場の一角を占有させてもらい、定常円旋回、急発進・急ブレーキなど一般道では体験できない操作をしました。
定常円旋回では非対称トレッドパターンやマイクロサイプ、ソー・マイクロエッジのおかげで安定した定常円が描けます。
このことが一般道でのコーナリングに役立っていることを確認できました。
また急発進や急ブレーキは一般道ではなるべくしたくない操作です。
そのため今回のような占有できる場所があると思い切り体験できます。
テスト車がスバル・レヴォーグという4WD車両だったこともありますが、急発進では4輪にトラクションをかけスムーズに発進ができたあと、安定感のある走りを見せます。
2輪駆動であっても安心感は変わらないでしょう。
急ブレーキに関してもしっかりとした制動が得られます。
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