交差点を曲がる時の安定感は、スタッドレスタイヤ特有のコンパウンドの柔らかさによるタイヤの変形はそれほど感じられず、しっかりとしたケース剛性を感じられます。
クルマ
2024/10/23
長距離試乗1200km超え!プロカメラマンの愛車 初代レヴォーグで体感した圧雪路・氷上におけるネクセンタイヤ「WINGUARD ice2」の実力
さらに静粛性も高く、コンフォートタイヤのような静けさ。
スタッドレスタイヤだとブロックが大きくなり、サイプも刻まれていることで路面との摩擦により生じる走行音が響いてくることが多いのですが、ウィンガード アイス2は大きな走行音は響いてきません。
高速道路においてもケース剛性の高さが感じられます。
東北自動車道で北上してみましたが、120km/h区間においても安心感が高い。
これはウィンガード アイス2が190km/hまで対応できる速度レンジのTを確保しているため。
国内で190km/hで走行する場面は無いですし、スタッドレスタイヤならなおさらです。
しかしスタッドレスタイヤでもそこまでの速度域に対応しているということを証明しています。
WINGUARD ice2の実力② ヨーロッパで鍛え上げられた性能の高さ
この速度域に対応していることや、ケース剛性がサマータイヤと遜色が無いというのには理由があります。
ミシュランタイヤ・コリアとしてミシュランの技術を取り入れる
ネクセンタイヤは1942年に創業し、1987年からミシュランタイヤ・コリアとしてmade in KOREA のミシュランタイヤを生産していました。
そのためヨーロッパ出身のタイヤの系譜となり、速度域の高いヨーロッパでも対応できる安全性、快適性を持つタイヤを作り始めます。
その技術が今でも役立っているのは言うまでもありません。
世界17の自動車メーカーが新車装着用タイヤとして採用
2000年にネクセンタイヤと社名を変更し、世界初のフルオートメーション工場を設立したり、2016年のJ.D.POWER社のタイヤ満足度調査で4位になっています。
ポルシェやフォルクスワーゲン、国産では三菱自動車など17の自動車メーカーの新車装着用タイヤとして採用されています。
これは、それらのメーカーの品質に対応できる技術力と、その多くのユーザーが満足している証拠です。
余談ながら、ネクセンタイヤはTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupというワンメイクレースにも参戦し、国内向けのモータースポーツ用タイヤの開発を行うなど常に挑戦を続けています。
WINGUARD ice2の実力③ 雪道での安心感は安全運転に繋がる
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