そうした中でもわずかなチャンスは訪れた。8時頃の満潮前に、海面付近でボワッ、ボワッと青物が小魚を食べようと勢いよく跳ね回るボイルという現象が表れたが、私はタイミングを逸してボイルの所には活きアジを送り込めずに不発。

さらにその10分ほど後に、ウキがスパッと沈みスプールから道糸がパラパラ出ていく2度目のアタリに遭遇したが、結局は食い込みに至らず不発。2度チャンスがありながら、ヒットに至らず釣果を伸ばせなかった。

最終釣果

10時過ぎまで粘ったが追釣はならず、10:30の迎え便で波止を後にした。

最終釣果は38cmツバス1匹、小アジ多数と、あまり自慢できるものではなかったが、乗船場に戻って船長に報告する釣り人の釣果も、タチウオ1匹、サゴシ1匹、ハマチ1匹といった散発的な釣果で、激渋の状況下では、私は釣果があっただけラッキーだった。

岸和田沖一文字でのノマセ釣りで38cmツバスをキャッチ【大阪】青物シーズン本格化最終釣果はツバスと小アジ(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

釣果は自宅で夕食のおそうざいとなり、釣行の喜びを呼び起こしながら美味しくいただいた。

岸和田沖一文字でのノマセ釣りで38cmツバスをキャッチ【大阪】青物シーズン本格化釣果は夕食で賞味(提供:TSURINEWSライター・伴野慶幸)

<伴野慶幸/TSURINEWSライター>