血抜き前検量でジャスト30kg。幸先良く船中1本目が開始早々にあがった。当日は船長の「船下にマグロ入ってきたよ!」というアナウンスがある度に、船中誰かにアタリが出て午前11時までに5ヒット4ゲット。そしていよいよお隣の樋口さんが、それまでキーパーに置いていたサオを船長のリーチアナウンスと同時に手に持った瞬間ヒット!
サオ先が入り込んだ瞬間を見ていた私が「あわせて!あわせて!」と叫ぶと、バシッと良いアワセが2,3度入る。「このアワセなら絶対獲れるよ!」と、その後は、私が横に付いて、樋口さんがマグロとやりとり。「凄い!重い!」と感動の悲鳴を上げながら、4年越の人生初キハダが見事に仕留められた。
キハダ手中に歓喜(提供:TSURINEWSライター ロンリー侍ドクター・近藤惣一郎)
その後は反対舷胴の間の方が、潮下となったのか連続して2度アタリを出し2本ゲット。残り30分で樋口さんの置きサオにアタリが出たが、アワセができず、針が飲まれて瞬殺となり、午後2時納竿となった。
船中9ヒット7ゲット
当日は9ヒット7ゲット。サイズは31.4kgを頭に、全て30kg前後で脂が乗った良い魚体だった。この日を含め10月に入ると、軒並み、相模湾コマセキハダは各船宿好調で10本以上のキハダを仕留める船宿も。30kg前後のレギュラーサイズに、50kg超のモンスターも混ざりはじめている。狙うなら”今”です!
30kg級キハダ7本ゲット(提供:TSURINEWSライター ロンリー侍ドクター・近藤惣一郎)
竿は手持ちがオススメ!
前述した通り、置き竿でのヒットはバラしにつながりやすい。少しでもキャッチ率を上げたいのであれば、やはり手持ちがオススメだ。具体的なメリットを説明しよう。
メリット
1.タイミングを逃すこと無く、コマセワーク、誘いが掛けられること
2.うねりがあるときは、置き竿だと天秤ビシが落ちつかず、付け餌に不自然な動きが出てしまうと同時に、コマセが勝手に放出されてしまうこと