3.ビシ内のコマセの残り具合が重みでわかること

4.あたりが出た瞬間にアワセを入れられるので、針が飲まれハリス切れを防ぐこと

などが挙げられる。持ち方だが、特に電動タックルは重量も大きくなるので竿尻を腋に挟み、肘を腸骨部にあて、テコの原理を利用して、腕だけで無く重量を分割して手持ちにすれば疲れづらい。

遊導天秤でキャッチ率アップ

一昔前と違い、相模湾のキハダマグロでは各船長は誘導天秤を勧めている。

マグロ、特に大型がヒットした際、また、やりとりの際、固定天秤の場合は、その衝撃と力がハリスおよび結んだ針にダイレクトに加わるのに比較して、誘導天秤の場合は、マグロの力が天秤より先のハリスのみでなく道糸を含めたシステム全体かかるようになり、ハリスやハリの結紮部への負担が少なくなり、システムブレイクに伴う、バラシが少なくなるだ。

リーダーが必須

誘導天秤を使用する場合は、必ず道糸と天秤の間にリーダーが必要になる。私は50号3メーターのリーダーを入れている。

以前は固定天秤とクッションを使うことが多かった相模湾だが、クッションは確かに、ヒットした際の衝撃は緩衝するが、その後、マグロの自由度を高めて弱りにくくなり、取り込みの際も、トラブルを生じやすい。

結びも含め、強度が確実なシステムで、クッション無しで、直に勝負することがお勧めだ。

初心者/入門者にチャンス!

今シーズンは入門者を含めコマセキハダ釣りの経験が浅い人、そして今までチャレンジしても釣れなかった人が念願の1本を釣り上げるには絶好の機会だと言える。その理由は以下だ。

「相模湾キハダマグロ釣り絶好調で入門チャンス!」コマセ釣りで30kg級が船中9ヒット7キャッチ【神奈川・ちがさき丸】秋は脂も乗る相模湾キハダマグロ(提供:TSURINEWSライター ロンリー侍ドクター・近藤惣一郎)

1.とにかくマグロの絶対数が多く、群れを追っかける形では無く、コマセで船にマグロを寄せる流し釣りスタイルなので、真鯛釣りのように釣り人は落ちついて自分のペースで仕掛けを投入・回収できる。