社内向け担当変更メールの例文
担当変更メールは社外だけでなく、社内に送ることもあります。社外・取引先向けとはやや文面が異なるため、注意してメールを作成しましょう。担当変更の理由ごとに参考となる例文をご紹介します。
退職で担当者変更する場合
退職で担当変更があることを社内に引き継ぐ場合、退職日と引き継ぎ先の方の共有は必須事項です。引き継ぎにあたって協力が必要なケースもあるので、その際は「ご協力をお願いいたします」と一文添えておくことがおすすめです。
- 件名:退職のご挨拶【◯◯部◯◯】
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
この度、一身上の都合により◯月◯日付けで退職することとなりました。
入社依頼、◯◯さんには業務の面でさまざまサポートいただきありがとうございました。
私が担当していた企業に関しては、
◯◯部の◯◯さんに引き継ぐこととなっています。
不足がないよう万全の引き継ぎを行いますので、
最後までどうぞよろしくお願いいたします。
後日、直接ご挨拶をさせてください。
まずは取り急ぎ、メールにてご連絡とさせていただきます。
産休で担当者変更する場合
産休により担当変更がある場合、産休に入るタイミングに加えて復帰のタイミングも伝えておきましょう。また、職場復帰までに迷惑をかけてしまうことに対して、感謝の気持ちを一言添えておくことも大切です。
- 件名:産休のご挨拶【◯◯部◯◯】
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
私事で恐縮ですがこの度、出産に備えて
◯月◯日から産休をいただくことになりました。
妊娠を報告してからさまざまな面で気を遣っていただき
本当にありがとうございました。
産休中の担当変更については、
◯◯部の◯◯さんに引き継ぐこととなりました。
産休後、◯カ月間は育児休暇もいただくため
職場復帰は20XX年◯月頃の予定です。
産休中はご負担をかけることとなり大変申し訳ございません。
復帰後はこれまで以上に仕事に邁進いたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
部署異動・人事異動で担当者変更する場合
部署異動・人事異動により、担当企業の変更が発生する場合もあります。社内にいるからと不十分な状態で引き継ぎを終えてしまうと、後任者だけでなくその部署全体の業務遂行を妨げてしまう可能性があります。なるべく早い段階で挨拶のメールを送り、抜け漏れがないよう丁寧に引き継ぎを行いましょう。
- 件名:部署異動のご挨拶【◯◯部◯◯】
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
突然のご報告で申し訳ありませんが、
この度、◯月◯日付けで◯◯部へ異動することとなりました。
◯◯さんには入社以来さまざまな面でサポートいただき、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
担当企業は同部署の◯◯さんに引き継ぎいたします。
抜け漏れがないよう責任を持って引き継ぎます。
本部署で得た経験や知見を生かし、
異動先の◯◯部署ではこれまで以上に業務に励みます。
異動まで残りわずかとなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
新入社員に担当者が変更になる場合
引き継ぎを新入社員に行う際は、ネガティブにならないよう表現には十分注意しましょう。精通している分野やこれまでの経験・知見があることを伝えることで、同じ部署のほかの社員に安心感を与えられます。
- 件名:担当変更のお知らせ【◯◯部◯◯】
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
この度、一身上の都合により◯月◯日付けで退職することとなりました。
短い間ではありましたが、◯◯さんと一緒に仕事した日々は
社会人として学びが多く、毎日が充実していました。
本当にありがとうございました。
それに伴い、受け持ちの企業は◯◯部の◯◯さんに引き継ぎました。
打ち合わせなど、さまざまな業務を一緒に担当してきた経験があり、
担当企業ごとの特徴を理解している方です。
最終日まで残りわずかですが、責任を持って引き継ぎを行いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
クレームを受けて担当者を変更する場合
顧客から要望があり、担当者が変更になるケースもあります。その際、後任者には仕事の負担が増えることをお詫びする一文を必ず入れましょう。
- 件名:担当変更のお願い【◯◯部◯◯】
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
この度、私自身の不手際により、
◯◯株式会社のご担当者様から厳しいご意見をいただきました。
何度か話し合いを重ねてきましたが、関係性を継続することが困難であるため
すでに部長からも共有があったかと存じますが、
◯月◯日付けで◯◯さんに担当を引き継ぐこととなりました。
◯◯さんの負担を増やすことになってしまい
この度は誠に申し訳ございません。
不足なく引き継ぎが行えるよう資料は準備中です。
後ほど、別途会議の場を設けさせていただけますと幸いです。
取り急ぎ、メールにてご連絡です。
どうぞよろしくお願いいたします。