逃げ癖がある人は「自己肯定感が低く」「自分に自信がなく」そして「マイナス思考で向上心がない」わけですが、自信があるシチュエーションに出くわした時は強気に出るという特徴があります。

これは普段から弱気で「すぐに逃げることを考えている」ということの裏返しです。ひょんなことで自分に有利な状態になった途端、それまでの狼狽が嘘だったかのように息を吹き替えします。

自分自身に甘く、すぐに妥協する

逃げ癖がある人は自分自身に甘い場合が多く、すぐに妥協してしまいます。自分自身に厳しい人間は、簡単には妥協せず、挑戦できるところはしっかりと挑戦し、人間的に成長していこうとします。

しかし逃げ癖がある人は無理に成長の機会をつかもうとはしません。これは要するに「向上心がない」というのと同じ話で、「失敗するようなリスクを背負ってまで挑戦するよりは、現状維持で良い」という考え方です。

ストレス耐性が低い

逃げ癖がある人は、ストレス耐性が低い場合が多いです。社会生活を営んでいれば、どこかで必ずストレスを抱えてしまいます。しかし逃げ癖がある人は「ストレスを少しも感じたくない」と考えているので、何か問題が起こった場合はすぐにそこから逃げてしまうのです。

飽きっぽいため何においても長続きしない

「飽きっぽいため何においても長続きしない」というのも、逃げ癖がある人の特徴です。飽きっぽいということは要するに「継続力がない」ということであり、これは仕事においても同様です。何をしても長続きしないので、新しいことを初めてみても、少しでも自分の思い通りにいかないとすぐに辞めてしまいます。

逃げ癖が原因で起こる問題

それでは次に逃げ癖が原因で起こる問題について見ていきます。もちろん逃げ癖は、お世辞にも良いとは言えず、放置しておくとさまざまな悪影響があります。

具体的には

「周りからの評価が下がる」 「周りから見放されて孤立する」 「自己嫌悪に陥る」 「仕事や恋愛など何事においても長続きしない」

の4点です。

周りからの評価が下がる