さらに、委員会が繰り返し要求しても回答を拒否したり誤魔化したりした、との言及もあります。あれだけ企業に対して情報開示や経営の透明性などを強要するESG投資家側が、司法委員会の調査から逃げ回るというのも噴飯ものです。このような連中の要求に対して、企業側が真面目に応える必要はないなと呆れてしまいます。

前述のサマリーには具体例がないためESG投資家側の悪質性が分かりません。ぜひとも企業担当者に報告書本編を読んでいただきたいです。合わせて日本メディアには事実を公平に淡々と報じてほしいものです。脱炭素やESGに否定的な報道を避けていては、日本企業の意思決定に偏りが生じてしまいます。

『SDGsエコバブルの終焉』