展示しているプロダクトのデモに登場する猫のキャラクターに質問を投げかけると、いろんな返答が返ってくるようになっているという。

AI技術の発展によって、あらかじめプログラミングされた返答ではなく、AIが人間のように回答を考えて会話してくれるわけだが、「こうしたコミュニケーションの部分については、著作権の問題は絡まない」とAntonio氏はコメントした。

今後、AIがエンタメ分野をどのように変えていくかについてAntonio氏に伺うと、「多くの人が想像していることは逆で、非常にシンプルな方向に向かっていく」と予測し、「現在は物理的な大きさや派手さが目立ちますが、将来的には小さくなっていくと考えています。自分の話すAIがインテリであればあるほど、人間のように自然と接することができ、大袈裟な装置は不要になるでしょう」とコメントした。

(取材/文・古田島大介)