「RIDINGEYEWEAR」をかけていれば、目線を向けるだけでしっかり見えるから、首ごと動かす必要がなくなったというわけ。体感的な印象の話をすればフルフェイスヘルメットの縁の枠全部がきちんと見えている感じ。しかも、眼鏡の縁の形状がフルフェイスヘルメットの開口部に沿っているのでものすごく視界が開けた気分になる。

その⑧ メガネがずり落ちない

テストにあたっては、高速道路走行からワインディング、市街地走行、オフロードセクションと日常で考えられるあらゆる走行条件を試してみたが、この「RIDINGEYEWEAR」はずり下がってくることがないことに驚く。高速道路で120km/hレベルの走行風を受け続けても、ワインディングで右へ左へ頭を振っても、市街地でシールドを頻繁に開け閉めしてもメガネの位置が変わらないのだ。

走行風の微振動などでずり落ちるメガネ。僕の場合、サーキット走行をするとホームストレートはサインボードを確認する場所ではなく、“メガネの位置を直す場所”だったのだが、「RIDINGEYEWEAR」ならしっかりラップタイムやサインボードを見る余裕ができそうだ。
走行風の微振動などでずり落ちるメガネ。僕の場合、サーキット走行をするとホームストレートはサインボードを確認する場所ではなく、“メガネの位置を直す場所”だったのだが、「RIDINGEYEWEAR」ならしっかりラップタイムやサインボードを見る余裕ができそうだ。

この辺りはバイク専用メガネと聞いて真っ先に思い浮かぶ効能だが、「RIDINGEYEWEAR」は、もちろんバイク専用メガネとしての基本もしっかり抑えている。試しにジョギングにも使ってみたが、しっかり汗をかいてメガネがずり落ちやすくなった後も「RIDINGEYEWEAR」がずり落ちることはなかったのだ。

その⑨ ヘルメットをかぶって装着しやすい

ヘルメット装着後のメガネのツルを押し込むのに一苦労。……これもメガネライダーの永遠の悩みである。まぁ、普通のメガネはヘルメットをかぶることなど想定して設計はしていないので当たり前なのだが、バイク専用に設計された「RIDINGEYEWEAR」は違う。