まぁ、加齢によるものだから仕方ない。……なんて思っていたのだが、今回作った「RIDINGEYEWEAR」をかけると、遠くはもちろん目の前の大きなスピードメーターの文字だけでなくタコメーターの小さめの文字まではっきりと見えるようになったのだ。
いやはや、コレにはちょっとびっくり! どうやら度を弱めにできたことが手前の視界の確保につながっているようだが、檜垣さんは「だってライダーはコーナーの先だけじゃなく、メーターも見る必要があるじゃないですか? しかもレーサーなら一瞬でタコメーターの回転数を把握しなければいけないわけです。そのためのバイク専用メガネが「RIDINGEYEWEAR」なんです」と、こともなげに言ってのける。
その⑦ 首をいちいち動かさなくて済む
「RIDINGEYEWEAR」を使い始めて変わったことの一つに首をあまり動かさなくなったということがある。教習所では「左右、後方確認時はしっかり首を回して動かせ!」なんて言われたものだが、ここで言う首を動かさなくていい場面は後方確認的な大きな視線移動の話ではなく、ミラーの確認レベルの話。
僕の場合、普段はミラーを見る際にも無意識にちょっと首を動かして確認していたのだが、1週間ほど「RIDINGEYEWEAR」をかけ続けていると目線移動だけで左右のミラー確認が済むようになった。おそらく、普段使っているメガネでは“顔を少しそちらに向けないとちゃんと見えなかった”ということなのだろうが、メガネ一つでここまで大きな変化があるとは思わなかった。