RIDINGEYEWEAR」の場合、乗車姿勢をとったときにちゃんとレンズの中央部分に瞳が来ているのがわかる。一方の普通のメガネでバイクを運転することは視界を歪ませて走る行為だったというわけだ。知らぬが仏とはこのこと、「RIDINGEYEWEAR」を体験するまでは気にしたことなかったが、一度バイク専用品の快適さを体験してしまうと普通のメガネの視界の悪さがものすごく気になリ始めた。

その③ 視界がワイド

また「RIDINGEYEWEAR」は縦方向だけでなく横方向の視界もワイド。感覚的な話で申し訳ないが、フルフェイスヘルメットをかぶった時にできる両サイドの縁までしっかり視界が確保されている印象だ。

「RIDINGEYEWEAR」のレンズの端は、普通のメガネにはないくらい曲線(R)が強い。日本人のフェイスラインを研究しベストなRのレンズをワンオフ制作。値段は高いがそれだけの価値がある。
「RIDINGEYEWEAR」のレンズの端は、普通のメガネとは比べものにならないくらい曲線(R)が強い。日本人のフェイスラインを研究しベストなRのレンズをワンオフ制作しているという。

この左右の視界がワイドな理由は「RIDINGEYEWEAR」がRの強いレンズを使って意図的に視界を広げているから。一般的なメガネのレンズは最大「2カーブ」ぐらいのところを「RIDINGEYEWEAR」はよりRの強いレンズを使用。今回テストした「Ride」シリーズは「5~6カーブ」で、さらに「8カーブ」のレンズを使用して視界をワイド化する「NO REGRET・NO GROW」シリーズもある。

バイク乗りに限らず、交通社会の中で車を運転したことがあるなら、横方向の視界広さは誰もが肌身で感じているだろう。交差点や脇道、死角から飛び出しなどいち早く気付くことができるというわけだ。

その④ 様々なコーティングが選べる -疲労軽減、曇り止めetc.-