瞬時に宙を舞う華麗なジャンプを見せてくれたのは30cm程のレインボートラウトだったが、フックアウトしてしまった。

35cmのレインボートラウトをキャッチ

気を取り直しキャストを再開する。いよいよ本命といった流れに差しかかった所で再びのバイト。先程のバラシからドラグを緩めに設定していたためカリカリと気持ち良くドラグが出ていく。

スピード感あるファイト、バラさないように慎重に寄せランディング。キレイな35cmのレインボートラウトのキャッチに成功した。

「本流トラウトの聖地」犀川でのルアー釣行で65cmブラウントラウトに35cmレインボー【長野】綺麗な魚体の35cmニジマス(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

リリースすると元気良く川へ帰って行った。この先大きく育って、また楽しませてもらいたい。この後、犀川本流をメインにサイズアップを狙うも追加はできず夕方6時、今回の釣りを終え納竿とした。

犀川は禁漁間近

この先秋らしくなる9月下旬、犀川漁協管轄は禁漁間近となっている。対して犀川殖産漁協管轄は10月以降もセカンドシーズンと呼ばれ犀川本流でレインボートラウトに限り解禁されている。

毎年秋に成魚放流がある事に加え他の漁協管轄が禁漁期間に入る事もあり混雑が予想される。しかし裏を返せば、他のアングラーの釣りを見るチャンスとも言える。自分とは違う攻め方で魚を引き出す姿が見れれば新たな引き出しにもなっていく。

混雑している場合は先行者に必ず挨拶をし必要な距離を確認した上で釣りを開始したい。特にフライフィッシングをされている方はバックスペースを必要とするため、ルアーアングラーが考えるより距離を取る必要がある。しっかりと確認の上釣りを開始しないとトラブルの元になるため注意が必要だ。

また、犀川本流の流れは太く、膝下程度の水深でもかなりの水圧になる。立ち入る際は安全を優先し無理のないよう注意して頂きたい。最後に犀川周辺のご当地グルメとご当地ショップを紹介したい。

犀川周辺のご当地グルメとご当地ショップ