最初に選んだ場所は、道の駅大岡特産センター裏。車の駐車場所が分かりやすく、入川が簡単と言うことでここを選んだ。放流場所にもなっており実績も十分の場所だ。

「本流トラウトの聖地」犀川でのルアー釣行で65cmブラウントラウトに35cmレインボー【長野】入川ポイントにのぼりがあってわかりやすい(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

65cmのブラウントラウト手中

平日の為か先行者はおらず、上流側の瀬からキャストを開始する。ルアーはスミス社D-コンタクト72。瀬からヒラキに入り、岩が点在する流れに差しかかった時、いきなりバイトが出た。

フッキングも決まり、強い流れの中をトルクある引きで楽しませてくれる。なかなか寄らない強い引きに大型を確信、ドラグを調整しながら慎重にファイトする。足元まで寄せネットイン、したのも束の間、魚が大き過ぎてネットに入り切らずフックアウト。

反射的に逃げる魚をネットに入れ間一髪ランディングに成功。サイズを測ると65cmと良型のブラウントラウトであった。開始早々の1本、時刻はまだ6時半。朝飯前ということもあり場を休ませる為にも小休止とした。

「本流トラウトの聖地」犀川でのルアー釣行で65cmブラウントラウトに35cmレインボー【長野】65cmのブラウントラウトを手中(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

再開後は反応なく、比較的入川が簡単なポイントを数ヶ所探るがバイトはない。時合いではないと判断し管轄エリア全体の下見をする。初場所ではこうした下見が後の展開や次回来た時に役立つ事が多い。

その後昼休憩を挟み夕マヅメまで竿を振ったが気難しいトラウトからの反応は得られず釣行初日を終えた。納竿後は近隣の温泉に浸かり疲れを癒し翌日に備える。

レインボートラウトがヒット

翌7日、猛暑の影響で水温が高いと判断し上流側の犀川漁協管轄にエリア変更をした。犀川漁協管轄は湧水が豊富で夏場でも比較的水温が安定している。この日は支流も含めて過去に実積のある場所を中心にテンポ良く流していくことにした。

土曜日ということもあり先行者がいる場所はパスしながら反応を待つ。8時を過ぎ犀川本流スイス村下流へ移動した。ここは前回来た時より大幅に地形が変わっており、半ば諦め半分で探っていると突然のバイト。