フィンガーソフト社はさらなる続編『Hill Climb Racing 3』の開発にも取り組んでいる。3Dで、リアルタイムのプレイヤー対プレイヤーのマルチプレイヤーゲームタイトルになるとのことだが、リリース時期についてのコメントは貰えなかった。またウェブ版のHill Climb Racingも開発中ということだ。
――御社にとって日本市場はどんな立ち位置なのでしょうか。
Rantala: フィンガーソフト社は日本市場を重要視しています。日本はデジタルビデオ・ゲーム発祥の地として、何千万人もの熱狂的なゲーマーがいます。弊社のゲームを楽しんでくださっている方々が大勢いることは調査などで把握してきたのですが、本格的に浸透させる機会がありませんでした。これまで見過ごしてきた日本市場に、これから全力でアプローチしたいと思っています!
――戦略を教えてください。
Rantala:コナミデジタルエンタテインメントとIPパートナーシップを締結しました。このIPパートナーシップによって、ボンバーマンキャラクターがHill Climb Racing2に登場し、日本のプレイヤーはお馴染みのキャラクターでプレイすることができます。
日本のプレイヤー向けに、日本企業とローカライズ事業も行っています。翻訳を含めたローカライズ、ゲームコンテンツ、プロモーションは札幌に本社を置く日本企業インフィニットループが担当しています。
――日本で実際にプレイできるのはいつごろになりますか。
Rantala:じつは嬉しいお知らせがあります。今年9月26日(木)~29日(日)に幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2024にフィンガーソフト社が初出展します。
開催中は、コナミのボンバーマンキャラクターでHill Climb Racing2をプレイできるんです。この機会に楽しんでいただきたいと思います。弊社からは私を含め5名が訪日し、インフィニットループからも日本人スタッフが駆け付けます。会場でお会いできるのを楽しみにしています。