■ 親子で話し合い「脱・あいまい防災」を
災害リスクアドバイザーの松島康生さんによると、対象者の年代は学校での防災教育を受け、防災知識があるがゆえに自分の防災が十分ではないと感じている可能性があるとのこと。
そのため、優先順位と具体策がわからずわからないまま対策しないという「あいまい防災」になっていると語ります。
まずは自分が住んでいるエリアのハザードマップから具体的なリスクをイメージし、必要に応じた具体的な対策を考えることをすすめています。また、水や食料などのハード対策だけでなく「人」に対してのソフト対策も大切とのこと。
親子で被災したことをイメージし、危険性や災害の怖さのみでなく必要な知識や備えなど「災害と対策」をセットにして話し合ってほしいと伝えています。
加えて、離れて住む子どもへの連絡方法は複数共有しておくのがおすすめとのこと。携帯電話やLINEが使えなくなる可能性も考え、SNSの共有や災害用伝言サービスは自宅や携帯電話など主たる電話番号を事前に決めておく他、実家と1人暮らし先の自治体の防災メールをお互いに登録しておくことで、それぞれの地域の状況をメールで把握できるそうです。
■ 「ぼうさいこくたい2024」にて「ザブトン教授の防災教室」を出展
JA共済は、防災意識の向上に向けた取り組みの一環として、10月19日と20日に熊本市で開催される日本最大級の防災イベント 「ぼうさいこくたい2024」にて「ザブトン教授の防災教室」を出展します。3回目の出展となる今回は、熊本大学の学生とのコラボしたオリジナルコンテンツを制作するとのこと。
イス型地震動体験装置 「地震ザブトン」では、東日本大震災などの過去に発生した地震の揺れや、今後想定される南海トラフ地震の揺れを疑似体験できるそうです。
情報提供:JA共済
提供元・おたくま経済新聞
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