CBR650RとGSX-8Rは、タンデムシートを外すとその裏にナイロン製の荷掛け用ループが設けられている。このループとフレームやタンデムステップのステーなどを使えば、荷物の大きさに応じて最適なテンションを掛けて固定できる。

一方、YZF-R7はそのようなループやフックはないため、積載には少々気を使う。ツーリングなら休憩時や信号待ちで荷物がしっかりと固定されているか都度チェックしておいた方が良い。

CBR650Rの積載

GSX-8Rの積載

YZF-R7の積載

取り回し、足着き、荷物の積載ではどれがよい?

今回の3台比較では、取り回し、足着き、荷物の積載といった日常での使い勝手を比較した。
そのため、日常使いを想定して作られているCBR650Rがもっとも評価は高くなった。
一方でスポーツ走行に着目して作られているYZF-R7にとっては、やや不利な比較となった。

ミドルクラスの車両は、400ccクラスの車両を苦もなく取り回せるのなら、まず問題なく取り回せるはず。
ただし足着きに関しては、どの車両にも共通していえることだが、ユーザーの体型に大きく左右される。
実際に車両を見比べて、ユーザー本人で確認してほしい。

後半の試乗比較も近日中に公開予定!
お楽しみに!!