あと、「予定管理アプリ」みたいなどこにも新規のイノベーションがありそうにない枯れまくった分野で、グローバルに顧客獲得してるタイムツリーっていうアプリがあるんですよね。

こういう「理想のスケジュール管理アプリを作るぞ」というビジョンありきの作り込みの世界こそが、「日本発」でグローバルに売っていくにはどうしても必要なのだと思います。

そもそも任天堂のゲームみたいなのが、「最新マシンのスーパーグラフィック」に寄せなくても「楽しさ」を追求できるという「陰キャ型の妄想力」のたまものって感じがしますし。

あと、イーロン・マスクもハマってプレイ動画上げまくってたエルデンリングも「陰キャの妄想力の結晶」の一点突破で全世界2000万本売ったみたいな感じですよね。

上記リンク先記事では、「イーロン・マスクのプレイスタイル(ビルド)」からイーロン・マスクの個性を深堀りしているすごい好評な記事なのでご興味あればぜひ。

そうそうあともう一個、最近アメリカで「日本式ゲームセンター」がめっちゃ流行ってるんですが、これが「日本人の陰キャと陽キャのWIN WINの関係」って感じですよね。

「青春をゲーセンに捧げた」ような無数の陰キャの人たちが作ってきたカルチャーが、「よーし、俺、それ売ってきてやるよ。コッカラッス!」ってアメリカでバリバリ売りまくられて世界中から集金してこれるという、こういう「幸福な関係性」こそ、今の日本に必要なものではないでしょうか。

  1. グローバルに見れば日本人はほぼ全員陰キャ寄り