体の割に羽が小さく飛べる身体ではないと言われていた過去
近年まで、クマバチが空を飛ぶ原理は解明されていませんでした。
クマバチが飛べるのは飛べると信じているから!?
大きい身体に小さな羽。そのバランスを考えると航空力学上では飛べるはずがないと言われてきました。「空を飛べない身体だけど、飛べると信じているから飛ぶことができるんだ」と、根性論のようなことをいわれていたんですよ。クマバチにとっては迷惑な話ですよね。
現在は飛べる原理は証明されている
現在は、クマバチが飛べる原理はレイノルズ数(1883年に普及した指標)によるものだと証明されています。レイノルズ数をざっくりいうと、身体の大きさによって受ける空気抵抗の大きさが違うというもの。つまり、私たち人間が感じる空気抵抗よりも、クマバチほど小さな昆虫が感じる空気抵抗の方が大きいということです。
人間は空気の感触など何も感じませんよね。しかしクマバチが感じている空気は「ネバネバと粘着力があるもの」だということなんです。そのため飛ぶときは、小さな羽で空気を押し重い身体を持ちあげるようにしているんです。
まとめ
大きくて羽音が大きいクマバチですが、本当は温厚で可愛いハチだということを知っていただけましたか?花粉をくっ付けて忙しそうに飛んでいるクマバチを見かけたら、温かい目で見守ってあげてくださいね。
しかし、クマバチだと思って近づいたらスズメバチだったなんてこともありますので、いたずらに近づいて触ろうとしてはいけませんよ。
提供元・FUNDO
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