前半の1時間は他の体験者さん(若いカップルさん)もいたので、自分も感覚を取り戻すのと、海でのSUPに慣れる意味で、まったり体験。写真の奥でとても綺麗なフォームでSUPを漕いでいるのがゲストハウスのオーナー、YUTOさんです。SUPの乗り方も教えてくれますよ。
そして前半が終了していよいよ後半。一度休憩を挟んでから北方向へ向かいます。漁業の関係で、海の中でも立ち入り禁止の場所があるらしく、YUTOさんがナビをしてくれます。また、水深は十分深いのですが、たまに岩が水面付近まで隆起している場所もあり、座礁しないようにアドバイスをくれます。もし車で来ていて、自前のSUPを持ち込んでいても、YUTOさんにガイドしてもらった方が安全ですね。

こんな雰囲気のある岩場を抜けていきます。SUPはもちろんウェットスーツからマリンシューズ、ライフジャケットなど一式レンタルがありますよ。
SUPは一見簡単そうに見えるのですが、実際やってみると、ものすごく体幹を使うんです。オフロードバイクは、足でニーグリップができるので、安定しますが、無理矢理に例えるなら、ニーグリップできないスクーターにスタンディングで乗ってハンドルも握らずに凸凹の林道を走る感じでしょうか?
予測しえない波の攻撃に即座に反応し、バランスを取らないといけません。これまで湖でやっていた時には、落ちる覚悟を決めて練習したり、仲間とふざけていた時以外には落ちたことはなかったのですが、ここではマジメに、普通に乗っている時に落水してしまいました。
そして、いよいよ来ますよ奥尻ブルー

どどん!
どうですか、この透明度! 青さ!
これぞまさに楽しみにしていた奥尻ブルーです。底の方に見える黒い丸い点は、ウニ。ちょっと細長いやつはナマコだそうです。

なんと、ものすごく大きいクラゲがいました。さすがにこのサイズはYUTOさん的にも珍しかったそう。
