ブライアン=ボガース:厳しい週末だった。スウェーデンでのクラッシュを軽く見すぎていたんだと思う
ね。ずっとそんな感じの週末で、いや実際には思っていた以上に良くない影響がライディングにも出てしまったんだ。でもそんな状況としてはできる限りのことをやったつもりだ。この順位はもちろん望んでいたものではないし、特に地元の、得意なサンド路面での結果ではありえない順位なんだ。でもできることはやりつくしたから、可能な限り体を休めて、来週末はもっといい結果を出せるように努力するつもりだ。

ファンティック・ファクトリーレーシングEMX125
ファンティックXX125のライダーたちはオランダ独特の深いサンドにもうまく合わせることができているようだった。ノエル=ザノークスとシモーネ=マンチーニはそれぞれ 2 位と 3 位を予選レースで獲得し、うまくまとめられる様子を見せていたし、ドゥエ=ファン メクゲレンは手堅く 7 位にまとめていたのだ。

レース 1、シモーネとノエルはともにトップ 5 圏内で走行。マンチーニがオープニングラップ終盤で 2 位を奪うと、ノエルがすぐに続き、その 3 周後、チームメイトから逆に 2 位を奪う展開となった。マンチーニはランキングリーダーにしつこく食い下がったものの、難しさを増すコースにてこずり、6 位でのフィニッシュに甘んじざるを得ない結果となった。ファン・メクゲレンは 11 位でレースを終えた。

レース 2、シモーネ=マンチーニは再び序盤で飛び出すと 8 周にわたってトップを確保。一方、ザノークスは 1 周目にいきなりクラッシュし 30 位前後からの追い上げの展開となってしまった。それでもあきらめずにハードプッシュを続けたザノークスは最終的に 6 位を獲得。2 位に入ったマンチーニと表彰台を分け合い、総合で 2-3 位をファンティックが確保する結果となった。これによってザノークスはチャンピオンシップでもポイントリーダーを堅持、好調なチームに引っ張られるように、ファン・メクゲレンもレース 2 の 9位入賞が走行して総合 10 位を獲得、これは今シーズン 3 回目のトップ 10 フィニッシュとなった。