その日曜日のレース 1、土曜日の走りそのままに鮮やかなホールショットを決めたコルデンホフはそのポジションのままレースの大半を支配。レース最終ラップに激しいプッシュを続けてきた同じ地元の元チャンピオン、ジェフリー=ハーリングスについにトップを奪われ、続いて現チャンピオンのホルヘ=プラドにも抜かれます。それでも食い下がったコルデンホフはフィニッシュラインをプラドにわずかに遅れての 3 位入賞となり、今シーズンのベスト・リザルトを得ることになりました。
モチベーションを高く維持しているコルデンホフはレース 2 でもホールショット。ミスから順位を落として 4 位に落ちるまでの最初の 3 ラップをトップで抑え続けました。レース終盤、4 ラップを残してシリーズリーダーのティム=ガイザーのミスが表彰台争いを過熱させ、順位はぎりぎりまでわからない展開に。コルデンホフは最後まで激しくおったものの、フィニッシュラインをわずかの差でポディウムを逃す 4 位でクロスすることになった。とはいえ 3 位―4 位の総合 4 位を獲得し、シリーズランキングも 6 位に。
チームメイトのブライアン=ボガースはスウェーデンGPでのクラッシュからのリカバリー中。レース前にファンティックとの契約延長を決め、さらに地元でのレースとあって前向きに臨んだものの、得意のサンドコースならではのスキルを活かしきれない週末となった。土曜日の予選レースでは 13 位、日曜日のレースはレース 1,2 共に怪我をかばいながらも 12 という結果を残すこととなった。
グレン=コルデンホフ:素晴らしい週末で、本当に楽しめるレースだった。土曜日の予選レース、ホームコースでの勝利は文字通り観客の声援が後押しをしてくれてのものだったよ。この週末、なにがよかったって、とにかくすべてのレース、3 つのヒートのすべてでホールショットを取れたことさ!こんなことってある?3 つ目、つまり日曜日の最後のレースでまたホールショットをとったときには、とにかくどうやってギャップを広げていくかを必死に考えながら走ったよ。でもライバルのスピードはちょっとばかり僕よりも上回っていて、それを蹴散らすのは簡単じゃなかったんだ。なんとか彼らに食いついていこうとしたんだけど、徐々に離されてしまう状況だった。でもだんだんリズムがつかめてきて、特に終盤、ガイザーがミスったときに、今こそ表彰台を狙えるチャンスなんじゃないか、って思ったんだ。だから全力で挑んだし、わずかな差で 4位に終わったのは本当に残念だった。僕らとしてはやることをやって得た結果というわけで、でも地元のファンの前でこんな結果を得られたことは本当に素晴らしかったし、文字通り前向きになれる週末だったといえるだろうね。総合 4 位という結果には満足できないけれど、ファンやチームにとっては悪くない結果といえるはずだ。僕らは今回、大きく前進し、またそのペースを緩めることなく進めることがわかってきたよ。来週末が待ちきれない。もう一歩、さらに進めるはずだからね!