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葛飾柴又の魅力4. 葛飾区が管轄する山本亭
葛飾柴又の魅力5. 葛飾柴又寅さん記念館
葛飾柴又の魅力4. 葛飾区が管轄する山本亭
柴又帝釈天から寅さんの世界がじっくりと味わえる寅さん記念館に向かう途中に、葛飾区が管轄する山本亭があります。
山本亭は、カメラ部品工場の山本工場を創立した山本栄之助の自宅だったところで、関東大震災がきっかけで葛飾柴又に住むようになりました。1988(昭和63)年に葛飾区が取得し、1991(平成3)年から一般公開したものです。
山本亭は大正末期から昭和初期に増改築された二世帯住宅として貴重な調度品が残されています。そして庭園は米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living(数寄屋リビング)ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園のランキングで3位に入賞した実績があり、以降も900か所以上ある全国の庭園の中で常時10位以内の上位にランクインしています。
有料施設ですが、寅さん記念館と瀬戸で割引になるセット券があります。その他喫茶としての利用もできるなど、寅さんだけではない葛飾柴又の風情が堪能できます。
- 山本亭
- 住所:東京都葛飾区柴又7丁目19-32
- TEL:03-3657-8577
葛飾柴又の魅力5. 葛飾柴又寅さん記念館
葛飾柴又寅さん記念館は、柴又の参道、柴又帝釈天と並んで寅さんの聖地としては欠かせないスポットです。館内は映画「男はつらいよ」シリーズの舞台が展示されています。視覚効果も素晴らしく、中に入ると寅さんの世界に紛れ込んだかのような錯覚を覚えます。
映画で使われた舞台(松竹大船撮影所)と、寅さんの映像などが紹介されています。また実物の革鞄の展示や記念撮影などもできます。記念館は1997年に開館しましたが、3年に1度改装することになっており、最新では2022年4月にリニューアルオープンしています。
葛飾柴又寅さん記念館と併設してあるのが、山田洋次ミュージアムです。男はつらいよの監督でである山田監督が手掛けたさまざまな映画についての展示品や映像作品があります。
- 葛飾柴又寅さん記念館
- 住所: 東京都葛飾区柴又6丁目22-19
- TEL:03-3657-3455