映画やドラマ、アニメの聖地巡礼は旅や観光の楽しみのひとつですが、元祖映画の聖地と言えば、東京都葛飾区柴又。
昭和の国民的映画「男はつらいよ」の映画のロケ地としてあまりにも有名で、寅さん映画ゆかりの観光スポットがあります。定番の観光スポットに加えて知る人ぞ知る、本当の穴場スポットも含めて紹介していきましょう。
目次
葛飾柴又への行き方
葛飾柴又の魅力1. 駅前にある寅さんとさくらの像
葛飾柴又の名店8. 男はつらいよのロケ地!門前寅屋
葛飾柴又は寅さんを知らない若い世代も楽しめる昭和レトロ空間
葛飾柴又への行き方
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寅さんの聖地「葛飾柴又駅」に行くには京成線の柴又駅に行きます。柴又駅は京成金町線の途中にある路線で、京成高砂駅と京成金町駅を結んでいる路線で、どちらから行っても2つめの中間駅が柴又駅です。
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行き方は、京成金町駅、もしくは高砂駅に行き、そこから京成金町線に乗ります。なお京成高砂の次に新柴又駅と言うのがありますが、これは最寄駅ではないので注意しましょう。
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どちらから行っても同じなので、行きと帰りに違う駅を経由しても楽しいかもしれません。別に聖地に合わせたわけではありませんが、ローカル色たっぷりの鉄道の旅が楽しめます。
葛飾柴又の魅力1. 駅前にある寅さんとさくらの像
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柴又駅で降りて改札を出ると、有名な寅さん像がすぐに見えてきます。
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寅さん像は1999年に観光客と地元商店会による募金により作られた銅像です。ここでは多くの観光客が記念撮影をしていますが、できれば銅像の足元を見ましょう。そこには「男はつらいよ」の山田洋次監督の手により、寅さんの故郷に対する思いが刻まれています。
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寅さん像ができてから18年後の2017年に、妹のさくらの像が追加で完成しました。それまでは映画の終盤で寅さんが柴又から旅立つ前に振り返るシーンだけでしたが、ここに寅さんを追いかける桜のシーンが追加されました。