「ホテル海楽」さんの場所は錆ヶ浜港の目の前なので、フェリーで島に着いた直後に美味しい朝ごはんをいただくことができるんです。本当にありがたいですね。
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メニューはこんな感じ。THE・日本の朝ごはん。素朴な島の味が沁みます。値段は1人900円。この日は他に林業関係者と思われる宿泊客がたくさんいらっしゃいました。
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現役JDも写真を撮っていました。映えましたか?
エンデューロレースに思いを馳せる七島展望台
海楽さんを後にして次に目指すのは島の中心部にある「七島展望台」。
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三宅島の外周を海に沿ってぐるりと一周している三宅一周道路から外れて、島の中心へ上がっていくと、「七島展望台」があります。ここはまさに三宅島復興のために東京都が援助して毎年開催している三宅島エンデューロレースの会場そのもので、この駐車場は開会式が行われる場所なんです。
2017年〜2019年まで3回このレースに出場している(2016年は取材、2020年は開催中止)僕ですが、人がいないこの場所は初めてなので、ちょっとした寂しさを感じながら、後ろに見えてる山へ登ります。頂上まで舗装路が続いていて、バイクや車で登ることができます。逆に言うと、舗装路以外の場所はバイクも人も立ち入り禁止なのでご注意ください。
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頂上にはこんな小さな展望台が作られています。レースの時はいつもめちゃくちゃ風が強くて、軽量なレース用車両だと真っ直ぐに走れないくらいだったのですが、この日は天気がよくて風も穏やかで最高に気持ちよかったです。
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展望台から見えるこの広大なフィールドのほとんどが、レースで使われます。さらに舗装路を経由して、上の写真だと左奥にあたる、溶岩のゴロゴロしたウッズ区間も使われ、およそ日本とは思えないようなシチュエーションの中をバイクで走ることができるんです。もちろん、レースの時以外は一切立ち入り禁止!
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