となれば、最初の目的地はあそこで決まりですね!
はい、ここは「阿古小中学校跡」です。錆ヶ浜港から北にほんの5分程度で到着します。名前の通り、ここはかつて三宅島西部に位置する阿古地区の子供たちが通う小中学校でした。しかし、1983年の噴火の際に阿古集落を襲った溶岩流が、三階建ての校舎の二階までを埋め尽くしてしまい、こんな姿に。
溶岩の中を縫って歩ける遊歩道が整備されていて、こんな間近でその被害の大きさを見ることができます。ただしもちろん、この溶岩の中は立ち入り禁止ですし、持ち帰ったりも一切できませんので注意してくださいね。
窓から校舎の中の様子を見ることができるのですが、散らかり放題で、ほとんど人の手が入っていないことが分かります。
三宅島の観光地の多くがそうなのですが、駐車場は舗装されておらず、遊歩道の周りを埋め尽くす溶岩石と同じような砂利系。なのですが、もちろんここで遊んじゃいけません。例えばカブじゃなくて、250ccのスポーツバイクとかでこの駐車場に入ったら、ちょっと不安になるレベルです。カブでよかった〜。
と、ここでお腹が空きました。フェリーの出航待ちにご飯を食べるつもりが、コロナ禍でお店がやってなくてコンビニで済ませたし、船内でカップ麺を食べたとはいえ、もう朝5時を過ぎています。つまり朝ごはん食べなきゃ!
三宅島には朝ごはんを食べられるお店は基本的にありません。普段の僕の主食である牛丼屋チェーンもハンバーガー屋さんもありませんから。でも大丈夫。そんな時の強い味方がこの「ホテル海楽」さん。宿泊客用の朝食バイキングを朝5時30分からやっており、宿泊客以外でも食べることができます。とはいえ南の島ですから、毎日必ず食べられるというわけではないと思いますので、行く時は電話で予約していくことをオススメしますっ!