T-REV miniの車体装着は、純正のブローバイホースをカットして、本体を割り込ませるだけ。製品はホース内径9mmのみに対応するが、ホンダのCT125・ハンターカブやモンキー125やグロムやADV150/160、ヤマハのトリシティ125やシグナス系、スズキのアドレスV125など、適合する車種はとても多い。そしてTERAMOTOでは、人気車種を中心とした多くのモデルの取り付けガイドをWEB公開中。DIY装着の参考になるので安心だ!

さらにT-REV miniには、ホンダのダックス125やCT125・ハンターカブ、クロスカブ110など一部車種用に「SPキット(2024年7月現在の価格は2万3100円)」も用意されている。こちらには取り付けステーやホースなどが同梱されており、本来はエンジンや外装類などの裏側に隠れてしまうT-REV mini本体を、外側からよく見える位置に装着できるキットだ。これによりルックスとしてのカスタム度に加え、メンテナンス性も向上する。もちろんSPキットも、取り付けガイドが用意されており、こちらは車種ごとに作業手順が詳細にまとめられている!

とくにうれしいのは、T-REV miniを装着するための準備段階となる外装パーツの取り外しなどについても、ガイドで触れられている点。さらに、「どれがブローバイホースなのか」も、ガイドに掲載されている写真と実車を見比べれば、それほどメカに詳しくない人でもすぐにわかる。T-REV miniを割り込ませるためには、純正ブローバイホースをカットする必要もあるが、「どの部分を、どれくらいの長さで切ればいいか」も記されているので、ガイドを見ながら慎重に作業すれば、DIYでも問題なく装着可能だ!

基本的には、T-REV miniの装着はとても簡単だが、とにかく注意する点としては「本体の向き」。T-REVはワンウェイバルブなので、逆向きに装着するとクランクケース内圧が異常に高まり、エンジントラブルの原因となってしまう。もちろん、取り付けガイドにはこの点もしっかり記載されており、本体にも「→」の表記があるので、これに従いながら正しく確実に装着しよう!

メンテナンスやホーバーホールも自分で可能!