そもそも良くあるバイクに関する質問のひとつとして「ツーリングに最適なモデルは?」という項目。バイクにはそれぞれ快適な速度域があって、その特性に合わない無理な走りをするから無駄に疲れたり、危険な目にあう。法定速度内でライダー自身がCB250Rで実際に走って気持ちの良い速度であれば、それでいいのだ。

閑話休題、話をもとに戻そう。

デザイン性の高さ、各部の作り込みは、価格を考えたらコスパは高い!
所有欲も満たしてくれることは間違いない。

オーソドックスなネイキッドのポジション
ブレーキキャリパーはラジアルマウントを採用
倒立フォークが装備され、性能はもちろん見た目もGood
シフトアップインジケーターも備えたフルデジタル液晶メーター
急制動時の後輪浮き上がりを効果的に抑制する車体姿勢推定システム付ABSを標準装備
リアサスペンションは7段スプリングプリロードアジャスターを設定。

ここがちょっと気になった!

単気筒エンジンで車幅はスマートなのだがシート幅が思ったよりも広く、跨がると足が広がることに。結果として、シートの快適性と引き換えに足着きが多少犠牲になっていた。

デザインが完成されているため、ここからユーザーがカスタムをがっつり行うのは結構難しそう……。

スズキ GSX250R

単気筒のCB250Rと四気筒のNINJA ZX-25Rとの中間的な立ち位置だった二気筒のGSX250R。取り回しや荷物の積載などを紹介した前編では、他の2台よりもスタンドをかけた状態から車両を直立させる動作や、押し引きなどで取り回しの重さを感じたが、走り出すとこの重さが安定性へと繋がることとなった。

車両重量があることでなぜ走行安定性が向上するのかと言えば、主にその理由は二つ。