さらに米軍が「鉾」、自衛隊が「盾」。これも意味などありません。

半世紀近く米国を直接取材、ワシントンで定点観測してきた私は感じます。昔の米国人は世界の民主化を語る時、目に力があった。燃えていた。最近は違う。国内問題、分裂で余裕などない。

これらの変化を知る。無知から脱却し、現実の国際政治とそれ以降の世界の変化などを、日本人はもう少し学ぶ必要があります。

唯一の被ばく国として核廃絶を目指す日本。核は間違いなく「悲惨」で、可能ならば廃絶できれば良いという主張に100%反論はないはず。

また8月6日がやってきます。岸田首相は歴代の総理や広島市長が毎年行う恒例行事として「核無き世界」に向けたメッセージを読み上げるでしょう。

ヒロシマ被ばく2世の野口修司