5. 魚のスープ рыбный суп
魚のスープの1つにウハー(уха)があります。
<プーシキンカフェ>
レストランで、ウハーを頼むと、ウォッカと一緒に出てくることが多く、「ウォッカをスープに少し入れて食べてください」と言われます。
義母に作り方を訊いたときも材料にウォッカが出てきました。
ウハーは、湖や川でとれた魚を使ったスープなので、我が家では、正式なウハーを作ったことはありません。
サバの缶詰や
<義母作>
イワシの缶詰
<義母作>
イワシの小魚の缶詰を使って、
<義母作>
短時間で作れる魚のスープを義母がよく作ります。ちなみに、イワシは、ロシア語でもイワシ(иваси)です。日本語からロシア語になりました。
義理の妹が作っていて、おいしそうだなあと思った魚のスープもあります。
<筆者作>
これは、鮭か鱒の切り身を買ってきて、切り身を丸ごと鍋に入れ、玉ねぎと人参の皮をむき、丸ごと鍋に入れます。人参が柔らかくなるまで煮て、その後、野菜を取り出して、食べやすい大きさに切って、鍋に戻してできあがりです。これは、日本にある食材でもできるので、おすすめです。切り身でなく、魚のあらで作れば、安上がりです。
モスクワは、海まで遠い(直線距離で約700km離れている)ので、生魚は高く、節約上手な義母は絶対に作りません。近所のスーパーの魚売り場では水槽の中で魚が泳いでいて、その日の朝にさばいて店頭で売られるので、新鮮で生臭くなく、とてもおいしいです。
6. チーズのスープсырный суп
子どもたちが喜んで食べるチーズのスープです。
<義母作>
ハム入りプロセスチーズが売られていて、それを仕上げに入れます。
仕上がりのイメージは、とろみがないクリームシチューです。