職業別の視聴率
では働く大人たちは同番組をどう見ているのか。

(画像=(C)次世代メディア研究所,『Business Journal』より 引用)
平均値では、第3話までに7~8ポイント減、第4話で16ポイント減となった。実際に仕事をする人々にとっても、違和感がじわじわ広がっている。ただし職業別にみると、受け止められ方に明暗がある。「技能・生産職」や「技術職」では第2話のほうが第1話より高い。評判を聞いて見始めた人が少なくなかったようだ。やはり現場の人々には響く内容といえよう。
ところが「経営部門」で働く人々は逆だった。早くも第2話で7ポイント落ち、第4話では12ポイントも下落していた。会社組織の全体を見渡す立場の人々には、やはり異なる感想があるようだ。「接客業」の人々は、さらに大きく脱落した。第2話で1割、第4話では4分の1の人が見なくなった。多様な人と接する人々も番組に違和感があったようだ。