ソーシャルリクルーティングの成功事例
株式会社ニトリは、Instagramにて採用活動用のアカウントを解説。就活生に向けて自社で働く先輩社員のインタビューを掲載したり、就活生からの質問に答えたりと、就活生に寄り添った情報を発信しています。
フォロワー数は2024年2月時点で約5700人。Instagramの特徴を生かし、ビジュアルの綺麗さにもこだわっており、情報を探したり閲覧したりしやすいよう工夫されています。Instagramを活用したソーシャルリクルーティングを行なう際の参考にしてみてください。
参照:Instagram「【公式】株式会社ニトリ 新卒採用」
ソーシャルリクルーティングを行なう際の注意点
ソーシャルリクルーティングはメリットがある一方で、SNSを利用する採用手法ならではの注意点もあります。良い点・悪い点の両方を把握して、ソーシャルリクルーティングを安全かつ効果的に実行しましょう。
SNSガイドラインを定める
ソーシャルリクルーティングを行なう場合に限らず、企業でSNSアカウントを使って情報発信をする際は、SNSガイドラインが必要です。SNSガイドラインとは、従業員がソーシャルメディアを利用する際のルールと指針のことです。
SNSガイドラインなしでソーシャルリクルーティングを行なう場合、不適切な表現や配慮に欠けた表現などが記載された投稿をしてしまう可能性があります。それが炎上に繋がり、結果として企業イメージの低下を招きます。
そうならないようにSNSガイドラインを定めてからソーシャルリクルーティングを実施しましょう。
センシティブな内容は複数人で確認する
SNSガイドラインを定めていたとしても、投稿内容には注意が必要です。特に、センシティブな内容を投稿する際は、複数人で徹底した確認を行いましょう。
SNSガイドラインに加えて投稿内容の確認フローも決めておくと、SNSが持つ特徴を損なうことなく、必要なタイミングで適切な情報の発信ができます。
定期的に情報発信を行う
ソーシャルリクルーティングは、すぐに効果が出る採用手法ではありません。継続して定期的に情報発信を行うことで自社に興味関心のある求職者が徐々に集まり、採用活動に良い影響が出始めます。
求職者の反応を見て必要とされている情報を見極め、継続的な情報発信を行いましょう。
炎上対策や、発生時の対処方法を考えておく
ソーシャルリクルーティングを実施する以上、炎上リスクを完全にコントロールすることはできません。万が一、発生してしまった場合に備えて、炎上対策や発生時の対処方法を考えておきましょう。
炎上対策としては、投稿内容のチェックが挙げられます。内容にかかわらず常に第三者の確認を通すことで、炎上のリスクを減らせます。発信する情報と発信しない情報を明確に決めておくのも炎上対策のひとつです。
発生時の対処方法とは、炎上した場合の企業としての対応内容のことを指します。対応チームの発足、謝罪対応などが挙げられます。昨今は炎上後の対応をチェックしているユーザーが多く、誠実かつ的確な対応ができれば企業イメージの回復が期待できます。